近畿地方、寒さが続く1か月

近畿地方では、20日夕方から21日にかけて日本海側を中心に大雪になる恐れがあり、その後も、23日ごろに再び大雪の恐れがあります。寒中らしい寒さの続いている近畿地方ですが、この先1か月も、この時季らしい寒さが続く見込みです(写真は今年1月15日のものです)。

●再びの大雪に注意

20日は夕方以降、上空に強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が強まり、21日の午前中にかけて日本海側や山沿いを中心に大雪になる恐れがあります。風も強まるため、暴風雪や海上では高い波に警戒が必要になります。21日の午後には、いったん寒気の流れ込みは弱まるものの、23日ごろには再び強い寒気が流れ込む見込みです。日本海側だけでなく、太平洋側でも雪が積もる可能性があるため、注意・警戒が必要です。

●この先1か月の天候は

寒中らしい寒さの続いている近畿地方ですが、19日に発表された1か月予報によると、しばらくこの時季らしい寒さと天気が続く見込みです。この先1か月、気温は近畿地方全般に平年並みか平年より低く、寒気の影響を受けやすい日本海側では、雨や雪の降る量が平年並みか平年より多くなるでしょう。また、日本海側では日照時間は平年並みか平年より少なくなる見込みです。しばらくは、寒さを耐え忍ぶ日が続きそうです。