30日、東京や名古屋、福井で平年よりも遅く、イロハカエデの紅葉が観測されました。現在の紅葉の状況を見てみましょう。


●関東から西は紅葉


平年より遅く紅葉した所もありますが、全国で見るとすでに落葉している所も多くなっています。

北海道や東北、北陸では多くの地点で落葉しています。今年は平年よりも早く落葉した所が多くなっていますが、札幌は紅葉したのが平年に比べて2週間も遅く、落葉もかなり遅くなっているようです。山形も平年に比べて1週間ほど紅葉が遅くなっています。松江では平年に比べて10日ほど紅葉が早くなり、落葉も10日ほど早くなりました。

一方、関東から西の地域では太平洋側を中心に紅葉している所が多くなっています。もう少し紅葉が楽しめそうです。



※紅葉とは観測する木の大部分の葉が赤に変わり、緑色のはがほとんどなくなった最初の日を紅葉日としています。

かえでは主にイロハカエデを標本木としますが、イロハカエデが生育しない地域では、ヤマモミジ、オオモミジ、イタヤカエデを観測します。

落葉とは、葉の約80%以上が落葉した最初の日を落葉日としています。

情報提供元: tenki.jp日直予報士