【写真】契約更改を終え、会見に臨んだヤクルト石山

ヤクルト石山泰稚投手(37)が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3000万円アップの年俸1億2000万円でサイン。今季は開幕からリリーフで奮闘し「評価をしていただいた」と納得した表情で語った。

13年目の今季は開幕から安定感抜群の投球を見せ、11試合連続無失点。クローザーで起用される場面もあり、5月にはプロ通算100セーブを達成した。7年ぶりにオールスターにも選ばれた。上半身のコンディション不良で離脱もあったが、最終的には42試合に登板。防御率2・21、10ホールドポイント、14セーブと力を見せつけた。「長くやらせていただいて、記録もとることができた。前半抑えをやらせていただいて、けがをしてからそこに戻れなかったのは悔しい。(他の)中継ぎ陣はいい経験をして強くなってくる。負けずにやれたら」と話した。

37歳を迎え、リリーフ陣では最年長。「今後どこを目指してやっていくか、考えさせられる時期だった」と振り返った。今季17セーブの星、新人王の荘司ら若手も台頭するが「勝ちパターンで投げたい。抑えもやりたい。そこに加われるように」と力強く語った。(金額は推定)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】石山泰稚が3000万増の1億2000万円 14年目の来季「勝ちパターンで登板」