Jリーグ「釜本邦茂賞」を新設 特別大会「百年構想リーグ」の得点王に
Jリーグは15日、都内で理事会を開催し、「釜本邦茂賞」の新設を発表した。
リーグは「本年8月10日に逝去された釜本邦茂氏の功績をたたえるとともに、挑戦し続けるストライカーの精神を次世代の選手たちに伝えることを目的に、明治安田Jリーグ百年構想リーグで最も得点を挙げた選手を、釜本邦茂賞として表彰いたします」と伝えた。
対象は、J1百年構想リーグとJ2・J3百年構想リーグに分けず、地域リーグラウンドとプレーオフラウンドの合計で最も得点を挙げた選手。釜本さんの家族にも了承を得て設定したといい、特別大会のみの賞となる。
Jリーグ百年構想リーグは、地域リーグラウンドとプレーオフラウンドに分かれており、それぞれの特性に合わせ表彰項目を決定した。地域リーグラウンドでは、同じく2回戦総当たり(ホーム&アウェー方式)である2025明治安田Jリーグに合わせる形で表彰項目を設計し、合計6つの地域グループでそれぞれベストプレーヤー賞(1名)、ベストイレブン(11名)を選出する。
プレーオフラウンドでは短期決戦という特性に基づき、すべての試合で1試合ごとにプレーヤー・オブ・ザ・マッチを選出することとなった。