日本ハム対巨人 6回裏日本ハム無死、二塁打を放つ今川(撮影・垰建太)

<オープン戦:日本ハム5-2巨人>◇18日◇エスコンフィールド

外野の定位置を争う日本ハム今川優馬外野手(28)が、バットでアピールに成功した。

1点を追う2回無死満塁の絶好機に、低めのカットボールを中堅まで運ぶ同点犠飛。「結果を出したいところで最低限の仕事ができた」。併殺打だけは避けたい場面で、相手バッテリーの思考も推理。「低めのカットボールで内野ゴロを打たせたかったと思う。その配球をしっかり頭の中で整理しながらセンターに打てた」という打撃内容にも納得できた。

試合中には「レギュラーを取るには、まず左投手を打って結果を残さないと」という思いを込めて「『レギュラー取りに行くよ』打法!」というコメントを発信。そんな今川が左キラーであることを認めている新庄監督からは、試合中に「スタンド、入れろよ」と言われたそうだが、試合後の指揮官は「いい働きでしたね」と評価。4回には初球で犠打を成功させ、6回にも中堅を襲う二塁打とアピールしまくった。今川は「毎日が勝負。コツコツやるだけです」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】今川優馬「レギュラー取りに行くよ」打法!同点犠飛&犠打&二塁打「毎日が勝負」