【欧州CL】アンチェロッティ監督「シティーと対戦するのは好きではない」POについて言及
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):ブレスト0-3Rマドリード>◇29日(日本時間30日)◇1次リーグ第8節◇ブレスト
レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(65)がブレスト(フランス)戦後、「シティーと対戦するのは好きではない」と欧州チャンピオンズリーグ(CL)の次戦について言及した。
1次リーグ最終節でブレストとアウェーで対戦。決勝トーナメント1回戦(16強)にストレートインできるトップ8入りの可能性が僅かに残る中、ロドリゴの2ゴールとベリンガムの得点により3-0で勝利した。しかし、最終的に11位で終わり、決勝トーナメント進出を懸けたプレーオフで21位セルティックか22位マンチェスター・シティーと対戦することになった。この一戦後、アンチェロッティ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えている。
アンチェロッティ監督はまず、プレーオフでの対戦相手について「抽選会の結果を待つ必要があるが、シティーと対戦しなければなくなった場合、より難しいものになるはずだ。我々は満足しているし幸せを感じているが、このコンペティションでもっと早く目覚められなかったのは残念だ」と感想を述べた。
続けて「シティーはチャンピオンズリーグで優勝の可能性がより高いチームだ。我々は彼らと対戦するのは好きではない」と本音を漏らした。Rマドリードは昨季、同大会の準々決勝でマンチェスター・シティーと対戦した。ホームの第1戦に3-3で引き分けた後、アウェーの第2戦を1-1の同点で終え、PK戦の末に準々決勝進出を決め、最終的に史上最多15度目の優勝を成し遂げていた。
またアンチェロッティ監督は3-0で圧勝したブレストについて「いいパフォーマンスだったよ。ゴールチャンスが十分あり、いいプレーだった。ブレストが伝えるフィーリングは素晴らしいものだ。彼らが次のラウンドでもあの調子を維持できることを願っている」とそのパフォーマンスをポジティブに捉えていた。
アウェーのピッチで相手サポーターから拍手を受けたモドリッチについては「それに値している。彼は世界最高のMFのひとりだ。スタンディングオーベーションを受けられたのは良いことだ」と満足げに語っていた。(高橋智行通信員)