沖縄の宿舎に到着した阪神前川は、獅子舞の歓迎に笑顔を見せる(撮影・藤尾明華)

阪神前川右京外野手(21)がファーストの準備を進めていく。先乗り合同自主トレに向けて、新品のファーストミットを沖縄に持参。「本格的にやることはないと思いますけど、何か言われたときに準備だけはしておこうと思って」と心構えを明かした。

藤川監督は「1人1つのポジションではない」と選手たちに複数ポジションを練習させる方針を明かしている。左翼を主戦場にしてきた前川も幅を広げていく意気込みだ。「どこでも試合に出られるなら、必死に頑張ります」。

昨季はキャリアハイの116試合に出場。プロ初本塁打も放つなど、打率2割6分9厘と飛躍の1年になった。藤川新監督のもとで臨む4年目の春季キャンプ。「やることは去年同様、本当に一からのスタートなので。変わることはないですし、一からステップアップして信頼を得られるように結果を残したい」と決意を語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】前川右京、ファーストミットも準備して沖縄入り「どこでも出られるなら」4年目の春