大谷翔平の今季成績は? 打撃、投手、勝利貢献度など、米データサイトの成績予想システムで算出
MLB公式サイトは27日(日本時間28日)、米データサイト「ファングラフス」の成績予測システム「Steamer」でドジャース大谷翔平投手(30)が今季打者で43本塁打、投手では9勝を挙げ、勝利貢献度を示すWARでは投打合わせてメジャー全体トップの8.1と算出されたと伝えた。
同システムはこれまでの成績に基づき、年齢による変化を考慮して今季の成績を予想し、精度の高さで知られている。今季2年ぶりに投打の二刀流で復帰する大谷は打者で150試合に出場し打率2割8分、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に次ぐ両リーグ2位の43本塁打と104打点、34盗塁で打者WARは8位の5.6と算出。投手では21試合で9勝6敗、防御率3.48で投手WARは56位の2.5と予想され、合わせてWAR8.1は両リーグトップとなっている。
WAR全体2位は昨季首位打者に輝いたロイヤルズのボビー・ウィット内野手で7.4、3位はオリオールズのガナー・ヘンダーソン内野手で7.1、4位は昨季58本塁打を放ちア・リーグMVPに選ばれたジャッジの7.0。メッツと15年総額7億6500万ドル(約1190億円)で契約したフアン・ソト外野手は6.5で4位に位置付けている。
日本人野手はカブス鈴木誠也外野手が打率2割5分8厘、23本塁打、81打点、WAR2.0で野手143位、レッドソックス吉田正尚外野手は打率2割8分1厘、13本塁打、61打点、WAR1.1で同239位。投手はドジャース佐々木朗希投手が10勝6敗、防御率3.30、WAR3.4で投手17位、山本由伸投手が11勝8敗、防御率3.57、WAR3.1で同25位、エンゼルス菊池雄星投手が11勝10敗、防御率3.75、WAR3.0で同29位、カブス今永昇太投手が11勝9敗、防御率3.64、WAR3.0で同31位、メッツ千賀滉大投手が10勝9敗、防御率3.74、WAR2.6で同47位、パドレスのダルビッシュ有投手が10勝10敗、防御率4.21のWAR2.0で同70位と予想されている。