ブンデスリーガ、2月1、2日の試合で主審がVAR判定を観衆に説明する制度を試験導入
日刊スポーツ 2025年01月28日 11:18:31
ドイツのブンデスリーガは、2月1、2日の開催試合で、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定を主審が観衆に発表する制度を試験的に導入する。
スタジアムアナウンスはラグビーやアメリカンフットボールなど他競技では一般的になっており、23年の女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会でも試験的に導入された。
イングランドではカラバオ杯準決勝で同制度が試行され、今月のリバプール-トッテナム戦でも、トットナムの得点がオフサイドで取り消されたことを主審が解説した。
ブンデスリーガではバイエルン・ミュンヘン、ドルトムント、レーバークーゼンなど9クラブが志願した。2月1日~2日の5試合で、主審はオンフィールドレビュー後に、判定を説明する。
ドイツ協会の試合運営担当ディレクターのアンスガー・シュベンケン氏は「審判の判定の透明性を高めファンの理解が深まる」ことを目的としていると述べた。
情報提供元: 日刊スポーツ