アダム・ジョーンズ(2021年11月25日撮影)

オリオールズは27日(日本時間28日)、同球団で11年間プレーし、かつてオリックスにも所属したアダム・ジョーンズ元外野手(39)がGM付特別アドバイザーとコミュニティー・アンバサダーに就任すると発表した。ジョーンズ氏はマイク・エライアスGMに助言を与えるとともに、他の運営部門や選手のサポートを行う。まずは2月から始まるスプリングトレーニングでゲストコーチとして指導にあたる。

ジョーンズ氏は声明で「オリオールズとの関係が、このエキサイティングなパートナーシップにつながったことに感謝している。大好きな野球に携わりながら、最高のGMのそばで野球の運営を学ぶ機会をもらえたのは本当に光栄なこと。球団の手助けができることをうれしく思うし、チームの成功のために過去の経験から学んだことをすべて提供したい」と声明を出した。

ジョーンズ氏は06年にマリナーズでデビューし、08年にオリオールズ移籍。正中堅手としてプレーし、ゴールドグラブ賞4度、シルバースラッガー賞1度、オールスター5度選出を果たした。19年にダイヤモンドバックスでプレーし、20、21年はオリックスに所属。23年9月にオリオールズと1日契約を結んで正式に引退した。メジャー14年で通算打率2割7分7厘、1939安打、282本塁打、945打点、OPS.771。WBCでは13、17年に米国代表として出場した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 元オリックスのアダム・ジョーンズ元外野手がオリオールズのアドバイザー就任