カブスが通算112セーブの右腕プレスリー獲得 23年WBCに米国代表として出場も 米報道
カブスが、アストロズとのトレードで通算112セーブの右腕ライアン・プレスリー投手(36)を獲得すると26日(日本時間27日)、MLB公式サイトなど複数メディアが伝えた。鈴木誠也外野手と今永昇太投手が所属するカブスは昨年12月にカイル・タッカー外野手を同球団から獲得しており、2チーム間の大型トレードは今オフ2件目となる。
プレスリーは全球団へのトレード拒否権を持っていたが、行使しないことで合意。今季が契約最終年で、アストロズが今季年俸1400万ドル(約21億7000万円)の一部を負担する。アストロズは見返りとして1人以上のプロスペクトを獲得するという。
プレスリーは13年にツインズでデビューし、18年途中にアストロズ移籍。19年には55試合で防御率2・32を記録しオールスターに初選出された。20年から抑えを任され、21年は防御率2・25を記録し2度目のオールスター選出。翌22年は33セーブを挙げワールドシリーズ制覇に貢献した。昨季は左腕ヘイダーの加入でセットアッパーに回り、59試合で2勝3敗、25ホールド12セーブ、防御率3・49。メジャー通算623試合で35勝36敗、104ホールド112セーブ、防御率3・27。23年WBCに米国代表として出場した。