ミランMFプリシッチにPKを決められたパルマGK鈴木彩艶は悔しそうな表情(ロイター)

<セリエA:ACミラン3-2パルマ>◇26日◇第22節◇ジュゼッペ・メアッツァ

パルマのGK鈴木彩艶(22)はアウェーのACミラン戦にフル出場した。1-0の前半38分にPKを献上して同点に追い付かれたが、チームは後半35分にカウンターから勝ち越し。だが、終盤に2点を失い、2-3で逆転負けした。

パルマは前半24分にFWカンチェリエリの鮮やかな左足ミドルで先制。だが、その後に鈴木が不用意なプレーでPKを献上した。CKからのゴール前の競り合いで、ACミランのDFパブロビッチの背中を押してPKと判定された。同38分、FWプリシッチに決められて同点に追い付かれた。

ただ、鈴木は前半42分に相手のシュートを左手1本で好セーブ。後半15分にも相手のミドルシュートを防いだ。ハイボールの処理など、PK献上以外はまずまず安定したプレーを見せた。すると、後半35分に相手のミスからカウンターを仕掛け、最後はDFデルプラートが押し込んで勝ち越しに成功した。

後半43分にDFパブロビッチにヘディングシュートを決められたものの、VARの判定でゴールは取り消し。だが、1点リードのまま突入した後半アディショナルタイムに最終ラインの背後を突かれるなどで2失点。4戦勝ちなしとなった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 パルマ鈴木彩艶がPK献上 それ以外は安定も最終ラインが乱れて終盤2失点、ミランに逆転負け