【札幌】新主将に復帰高嶺朋樹が就任「J1に上げるため、チームを引っ張るつもりで帰ってきた」
北海道コンサドーレ札幌の新体制お披露目イベント「キックオフ2025」が26日、札幌市内で行われ、MF高嶺朋樹(25)が新主将に就くことが岩政大樹監督(43)から発表された。
副主将にはDF中村桐耶(24)、大崎玲央(33)、MF深井一希(29)が任命された。
柏、ベルギー1部コルトレイクと研さんを積み、3季ぶりに復帰した高嶺がJ1昇格を目指すチームの主将に就任した。「J1に上げるため、チームを引っ張るつもりで帰ってきた。ピッチ内外で実力と人間性を信頼されれば、ついてきてくれる。ベテランの方がサポートしてくれるし、若手には進むべき道を示したい」。24日のG大阪との練習試合後に監督から伝えられたという。
岩政監督は「自然体で彼が感じたことを選んで引っ張ってくれればいい。ダメなことは僕が伝えるだけ」と信頼を置く。大分との開幕戦(2月16日、クラド)へ向け、29日からは熊本キャンプに入る。高嶺は「J1昇格、ただそれだけを達成するために準備していきたい」。大黒柱として成長した男が歓喜に導く。