【ソフトバンク】上沢直之が年明け初公の場、自主トレ公開 新加入右腕の新たな挑戦本格スタート

ウオーミングアップを行うソフトバンク上沢（撮影・岩下翔太）

ソフトバンクに新加入した上沢直之投手（30）が25日、福岡・筑後市のファーム施設で自主トレを公開した。年明けに上沢が公の場に出てくるのは初めて。午前10時半過ぎに球場入りし、日本ハムでもチームメートだった長谷川威展投手（25）と会話をする場面も見られた。まずはランニングから汗を流し、表情には笑顔もあった。

上沢は昨年オフに日本ハムからポスティングシステムを利用して米メジャーに挑戦。メジャー登板は2試合に終わり、9月には右ひじを痛めた。傘下3AウースターからFAとなり、ソフトバンクが獲得調査を行った結果、12月18日に入団が発表された。

NPB通算70勝の実績を誇る。小久保裕紀監督（53）は先発起用を明言したうえで「ローテーションで争ってもらうことは間違いない」と期待を寄せていた。上沢の新たな挑戦が本格的にスタートした。