センバツ出場を決め喜ぶ東洋大姫路ナイン(撮影・石井愛子)

<第97回選抜高校野球:選考委員会>◇24日

東洋大姫路(兵庫)が22年春以来、3年ぶりの甲子園出場を決めた。昨秋の兵庫、近畿王者で明治神宮大会では4強入り。優勝候補に挙げられ、77年夏以来で春は初の全国制覇を目指す。

最速142キロ左腕で、元阪神外野手の末永正昭さん(77)を母方の祖父に持つ、晄大(こうだい)投手(2年)も初の聖地へ目を輝かせた。「甲子園に出るというのは高校野球の一番の目標。うれしいです」。昨秋の明治神宮大会では二松学舎大付(東京)戦で6回無失点と好投して初の4強入りに貢献した。

最速147キロのプロ注目右腕、阪下漣投手(2年)が右のエースなら、末永は左のエースとしてチームを支える。甲子園では「阪下に負けないくらい存在感のあるピッチングをしていきたい。結果を出して肩を並べられるくらいの存在になりたい」と躍動をイメージした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】祖父は元阪神、東洋大姫路の最速142キロ左腕・末永晄大、初の聖地に「一番の目標」