オリックス中嶋前監督(2024年撮影)

オリックスは24日、中嶋聡前監督(55)が新設ポストのスペシャルアドバイザー(SA)に就任すると発表した。海外、特に外国人選手を中心とした編成面での助言、サポートを行う。監督時代とは異なる視点から見聞を広め、その知見をもとに球団を支える役割を担う。

中嶋SAは「海外も含め、私自身の見聞を広げるためのサポートもしていただけるということですので、喜んでお引き受けさせていただきました」と球団を通じてコメントした。昨季は5位の責任を取る形で辞任。ただ球団は監督1年目の21年からリーグ3連覇に導き、22年は日本一にも輝いた実績と経験値を評価し、フロント入りを要請した。

小浜裕一球団本部長(56)は「いろいろなアドバイスをお願いしたい。中嶋さんに教わることはまだまだたくさんある。海外、特に米国とかですごい人脈を持たれているし、コーチ経験もある」と説明。特に期限を設けず、チーム強化に携わってもらう方針で、岸田監督も「心強いなと思います」と歓迎した。

中嶋SAは昨年11月のファン感謝イベント出演の際に「しっかり勉強して、ウズウズしてきたら、何かやりたいと思います」と話していた。フロントマンとしての“ナカジマジック”にも期待だ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】“ナカジマジック”再び期待 中嶋前監督SA就任「まだまだ教わりたい」球団本部長