柳ヶ浦の宮城(撮影・林敢治)

<第97回選抜高校野球:選考委員会>◇24日

柳ケ浦(大分)が05年以来3度目のセンバツ切符を手に入れた。「ミヤギ2世」こと、最速134キロの1年生左腕、宮城介投手がエースで4番の「二刀流」の活躍を誓った。

「ワクワクしている」という甲子園。昨秋九州大会から主軸を任されており「エースで投げて打って注目される選手になりたい。1戦1戦全力で上まで行きたい」と意気込んだ。

沖縄・名護市の出身。小学校中学年の頃、日本ハムの名護キャンプの野球教室で、現ドジャース大谷翔平投手からトス打撃を指導をされたこともあって、影響は大きかった。投打「二刀流」は望むところだ。

さらに、目標は同姓同郷で同じ左腕、身長171センチまで同じオリックス宮城大弥。動画も参考に決め球のチェンジアップ、フォークなどの精度を高めているところだ。

甲子園常連の地元強豪私学へ進む道もあったが「県外の高いレベルでプレーしたかった」という夢を追って野球留学を選んだ。1年生とは思えない強心臓で、90年の春1勝超えへけん引する。【菊川光一】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】柳ケ浦1年生左腕、宮城介「投げて打って活躍」大谷翔平から指導受けたエースで4番