センバツ出場が決まりジャンプして喜ぶ市和歌山の選手ら(撮影・和賀正仁)

<第97回選抜高校野球:選考委員会>◇24日

市和歌山(和歌山)が3年ぶり9度目のセンバツ出場を決めた。

昨秋の近畿大会で4強に入り選出濃厚とされていたが、選手たちは緊張の面持ちで発表を待った。同校グラウンドの1塁側ベンチで中継を見守った46人の選手は、午後4時ごろに近畿の3校目で校名を呼ばれても動かず。選考員会による承認の拍手が鳴り響くと、ようやくチームメートと握手をかわし、喜びをかみしめた。

3年ぶりとなるセンバツに半田真一監督(44)は「本校の名前を聞いてすごくほっとした。選手たちがずっと憧れている場所なので、そこで自分たちをしっかり表現できるように、気持ちと技術をしっかり準備していきたい」とコメント。主将の川辺謙信捕手(2年)は「甲子園という大舞台で野球ができるので、楽しい、熱い戦いをしたいと思います」と意欲を語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】市和歌山が3年ぶり9度目出場 川辺謙信主将「大舞台で熱い戦いを」