センバツ出場が決定し、「C」マークを作って喜ぶ智弁和歌山の選手たち(撮影・滝沢美穂子)

<第97回選抜高校野球:選考委員会>◇24日

昨秋の和歌山県王者で近畿大会準優勝の智弁和歌山が、2年ぶり16度目の選抜出場を決めた。

練習を一時中断し、グラウンドで中継を見守った選手たちは、校名が読み上げられると喜びをあらわにはせず、かみしめていた。

主将の山田希翔(まれと)内野手(2年)を含め、1、2年生9人が登録メンバーに名を連ねた昨夏の甲子園。圧倒的な強さでの和歌山大会制覇から、初戦敗退を喫し、ナインは大きな声を出しながら涙を流し悔しがった。

悔しさを糧に、昨秋は近畿2位となり、つかみ取った2季連続となる甲子園出場の切符。山田希は「うれしい気持ちでいっぱいです。日本一を目標に、目の前の一戦を全力で戦って勝ち抜いていきたい」と意気込んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】智弁和歌山が2年ぶり16度目の出場決定 山田希翔主将「目の前の一戦を全力で」