カリフォルニア州ビクタービルにあるイン・アンド・アウト・バーガーの店舗外観(撮影・金子真仁)

ドジャースへの入団が決まった佐々木朗希投手(23)が22日(日本時間23日)、本拠地ドジャースタジアムで入団会見に臨んだ。

会見後には現地リポーターから「アメリカンフードで試したいものは?」と問われ「ハンバーガー系を」と答えた。

まず想像できるのが、大谷翔平投手(30)も大ファンだという「イン・アンド・アウト・バーガー」だろう。

ネーティブ発音では「インナンナウ」と聞こえ、アクセントは頭に置かれることが多いイメージだ(長野、田村、バナナなどと同じアクセントの流れ)。

白壁に赤と黄色のロゴが印象的な店で、ダブルバーガーとフレンチフライとドリンクMのセットで10ドル少々となる。ハンバーガーはもちろん、日本のチェーン店とは食感がまるで違うフレンチフライ(細め)も印象的だ。

正規メニュー以外の「裏メニュー」の豊富さでも有名だ。生のオニオンを使うメニューが大半で、日本人の客はグリルオニオンをはさんだ通称「アニマルスタイル」を頼む人が多い。

シェイクはミルク、コーヒー、ストロベリーの3種類が一般的。これをほぼ同量ずつ入れた通称「ナポリタン」も隠れ人気メニューだ。記者が注文した際はコーヒー味がやや多めで、残念ながらストロベリーの香りが薄かった。

自由の国アメリカならではのスタイル。店員も気さくで、かぶっている紙帽子(非売品)を「どうぞ!」ともらえたり、帰り際に出口まで「Have a nice day!!」と見送ってもらえたりすることも。

あくまでも個人の感想としては「感涙の味」とまではいかないものの、通えば間違いなくクセになるタイプの店といえる。

昨年3月に記者が訪れたのは、ロサンゼルス国際空港から5キロほどのイングルウッドの店舗。午前10時の開店から30分少々で、早くも20台近い車がドライブスルーに並んでいた。

そんな人気店。仮にデビューするのであれば、佐々木にも戦略が求められる。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 佐々木朗希のハンバーガー挑戦はここ? 大谷翔平も好む名店はシェイクまでカスタマイズ可能