ドジャース佐々木朗希「ロサンゼルスの皆さんと前を向いて頑張っていきたい」山火事被害に気遣い
ロッテからポスティングシステムでドジャースに入団した佐々木朗希投手(23)が22日(日本時間23日)、本拠地ドジャースタジアムで入団会見し、ロサンゼルスの住民とともに前を向き、全力を尽くすことを誓った。
会見の冒頭、佐々木は「ロサンゼルスの街が、(山火事で)大変な時にたくさんの皆さまにお集まりいただき、ありがとうございます」と1月7日に発生した山火事に触れ、自らのスピーチを始めた。
会見の中で佐々木は、自身も2011年に東日本大震災で被災したことに触れながら、山火事の被害に遭ったロサンゼルスの住民への思いを込めた。
「自分も被災して、苦しい思いをしましたが、自分の目標は見失わないこと、前を向き続けること、それだけは忘れないようにしていました。ロサンゼルスの街も、今このように辛い状況ですが、今日から自分もドジャースの一員として、ロサンゼルスの皆さんと前を向いて頑張っていきたいと思います」
会見では、家族や在籍したロッテ球団、ファン、代理人などへの感謝を伝えるとともに、さまざまな思いを自らの口で語った。