【西武】ラマルが強烈アピール「弱点をどんどん削って、一番いい選手になって活躍したい」
西武のラマル外野手(18=大阪桐蔭)が強烈な打球でアピールした。
23日、新人合同自主トレで初めて打撃投手相手のバッティングを行い、痛烈な打球を連発。「実際に人が投げてくれるボールは違いますし、いい練習になりました」と笑顔を見せた。
中学時代に150キロ台をマークしたというヘッドスピードで、高校時代には135メートル級の本塁打を放ったことも。「守備面とかトータルでもっと成長しないと」と育成3位指名になったものの、すでに屋外でのマシン打撃ではサク越えを連発。豊かな将来性を球団関係者に示している。
両親がスリランカ出身ながら「小さい時にしか行っていないので、あまり記憶にないです」と名古屋で育った。本名はラマル・ギービン・ラタナヤケ。「ラタナヤケが名字で、ラマルが下の名前です。ギービンがミドルネームというか」と説明する。
ラマルの名の由来のように、太陽のように輝く存在になれるか。「弱点をどんどん削って、一番いい選手になって活躍したいです」と夢見ている。
なお、世界一長くて有名なスリランカの首都名は「…言えないです」と苦笑い。大きく育って、やがては世界地理の頻出ワード、スリジャヤワルダナプラコッテよりも有名になりたい。【金子真仁】