ブルペン投球をする西武佐々木(撮影・金子真仁)

西武の佐々木健投手(28)が復活への階段を上っている。

23日、埼玉・所沢の球団施設で90メートル近い遠投をこなした後、ブルペンでも投球練習を行った。「ブルペンでは6~7割くらいですかね」。25球、35球と連投したケースもあったという。

左打者の膝元へも直球を投げ込める貴重なリリーフ左腕は、23年8月に左肘のトミー・ジョン手術を受けた。キャッチボールは24年3月に再開。「1回夏場に痛くなって、2カ月くらいノースローの時もありました」と振り返るものの、今は「痛みは全くないです」という。

育成契約での2年目。春季キャンプは3軍スタートとなるものの「2月1日からブルペンに入ろうと思っています。ケガする前と同じようなイメージでいけてます」とオフの順調ぶりを口にする。残る支配下選手枠は6つ。「もちろん、しっかり狙いにいきます」と頼もしく話した。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】育成の佐々木健、復活への階段上る 残る支配下枠は6つ「しっかり狙いに」