佐々木朗希の代理人「ホーム・フィールド・アドバンテージあった」移籍決定の舞台裏明かす
ロッテからポスティングシステムでドジャース移籍が決まった佐々木朗希投手(23)が22日(日本時間23日)、本拠地ドジャースタジアムで入団会見を行った。
壇上では「ゼロからスタートする」と語り、東日本大震災での被災経験とロサンゼルスの大火災を重ね合わせ、「LAの皆さんと前を向いて頑張っていく」と力強く抱負を口にした。背番号は「11」に決定。2月11日(同12日)のバッテリー集合日から大谷翔平、山本由伸と一緒に、本格的なスタートを切る。
当初は20球団以上が獲得に興味を示していた大争奪戦。佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が、移籍交渉の背景などを明かし、ド軍には「ホーム・フィールド・アドバンテージがあった」と語った。山本由伸、鈴木誠也ら多くの日本人クライアントを持つ同氏は、過去数年、何度も日米間を往復。特に、昨季は常にドジャース戦がテレビ中継されていたほか、NPBの各球団でもド軍のグッズが販売されるなど、ド軍の認知度が群を抜いていた点を指摘した。その一方で、最終候補に残ったパドレス、ブルージェイズを含め「朗希が決断する直前まで分からなかった」と、舞台裏の一部を明かした。