【楽天】島内宏明「戦力外と思ってた」7500万円減の年俸4500万円 未更改は辰己涼介のみ
楽天島内宏明外野手(34)が23日、仙台市内の球団事務所で契約交渉を行い、減額制限(年俸1億円超は40%)を超える7500万円減の年俸4500万円プラス出来高払いで更改した。昨季で4年契約が終了。今季からは単年契約で、大幅ダウンとなったが「戦力外と思っていたので、あまり気にしていない」と気丈に話した。
昨季は40試合で打率2割1分4厘、0本塁打、12打点。1軍では昨年5月25日の日本ハム戦で出場したのを最後に2軍暮らしが続いた。用意された色紙には今季の目標として「ラスト!!」と記した。「正直、自分の中で最後と思って今年はやるので、いい形で終わりたいですね」とプロ野球人生をかけた1年にするつもりだ。
辰己、小郷を軸とした外野のレギュラー争いは熾烈(しれつ)だ。14年目を迎えるベテランは「若い子にも負けたくないっていう気持ちもありますし、今までやってきたっていうものもしっかりどっかにしまって、また1からやりたいなっていう気持ちが強いですね」と語った。
未更改の選手は近日中に予定されている辰己のみとなった。(金額は推定)