ロッテ対西武 西武の中崎雄太の投球フォーム(2016年5月撮影)

エイジェック女子硬式野球部は23日、今季までエイジェックのユース監督を務めた元西武の中崎雄太氏(33)が、監督に就任することを発表した。背番号は「30」となる。

チームを通じ、中崎監督は「このたび、監督に就任いたしました中崎です。日頃よりエイジェック女子硬式野球部にご支援・ご声援をいただいている後援会、関係者の皆様へ、厚く御礼申し上げます」と感謝。

さらに「監督就任1年目となりますが、チームとしては変わらず、2大大会優勝を目標に、既存の選手と新戦力の選手をうまくかみ合わせ、チーム力の向上を図り、強くワクワクするチームづくりを目指してまいります」と意気込んだ。

また「昨年の成績をチームとして重く受け止め、1からのスタートとしていこうと今年の活動を始動させました。『走・攻・守』全てを引き上げ、現状に満足することなく常に向上心を持ち続け、チーム全員で高め合い、目的意識・目標を掲げながら精進して参ります。引き続き、より一層のご声援を賜りますようお願い申し上げます」と記した。

中崎監督は、日南学園(宮崎)から08年ドラフト1位で西武に入団。通算15試合に登板し、16年シーズン限りで退団した。17年はBCリーグ栃木で投手兼任コーチでプレーし、18年からはエイジェックの社会人チームで選手兼任コーチを務めた。

20年限りで退部し、21年はエイジェックの「NPB養成専門アカデミー」の講師に就任。22年からはエイジェックのユース監督を務めた。弟は広島でプレーする中崎翔太投手(32)。

また、エイジェック女子硬式野球部は元ロッテの小林茂生氏が、シニアディレクターに就任することも発表した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 元西武ドラ1の中崎雄太氏がエイジェック女子硬式野球部監督に就任