【欧州CL】ザルツブルク川村拓夢、Rマドリード相手に終盤出場 1-5大敗もベルナベウを体験
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):Rマドリード5-1ザルツブルク>◇22日(日本時間23日)◇1次リーグ第7節◇マドリード
ザルツブルク(オーストリア)のMF川村拓夢(25)が、1-5で敗れた敵地のレアル・マドリード(スペイン)戦で後半37分から出場した。CL通算2試合目となった。
5点差を追う中、川村は後半40分にゴール前へ走り込んだ。この動きをおとりに、右からのクロスボールがマイナスへ入り、MFビストルップが左足のボレーシュートをたたき込み1点を返した。
すぐにボールを抱きかかえ、センターサークルに走った川村。世界最強軍団を相手にサンティアゴ・ベルナベウでプレーした経験は、今後の糧となりそうだ。
試合はホームのRマドリードの攻撃力の前になすすべなしだった。
前半23分にビニシウスのクロスボールをベリンガムが触れ、その流れたボールをロドリゴにたたき込まれて先制された。続けて前半34分にロドリゴがビニシウスのノールックヒールパスを受け、左サイドから鮮やかなゴールを決められる。
後半も3分にGKブラスビヒがマイボールをエムバペに奪われ、無人のゴールにあえなく3失点目。続く10分にはビニシウスが個人技で2人をかわして左からゴール。さらに31分にはバルベルデの持ち上がりからパスを受けたビニシウスに巧みなドリブルから駄目押しの5点目を決められた。
なおザルツブルクは1勝6敗の勝ち点3で36チーム中34位。1次リーグ敗退が決まっている。