宮本氏(左端)と撮影に臨んだ、左から1人おいて進藤氏、中村氏、今江氏

三井ゴールデン・グラブ賞と宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)の公式YouTubeチャンネル「解体“慎”書」がタイアップした「サードの守備」についての撮影が21日、千葉・稲毛海浜公園スポーツ施設で行われた。この企画の初年度は23年の「ショートの守備」で530万回再生。24年の「キャッチャーの守備」で370万回再生した大好評シリーズ。第3弾となった今回は、元近鉄の中村紀洋氏(51、7回受賞)、元横浜の進藤達哉氏(55、3回受賞)、元ロッテの今江敏晃氏(41、4回受賞)の三井ゴールデン・グラブ賞受賞者が参加した。

“ホットコーナー”といわれるサードのポジション。現役時代は遊撃手のイメージが強い宮本氏だが、サードでも4回受賞(遊撃で6回)。遊撃手から三塁にコンバートされたときの戸惑いを交え「足を使ってスローイングできるショートと違って、サードは地肩の強さも必要。打球も強く、ハンドリングも難しい」と解説。各レジェンドたちもポジショニング、打球への反応の仕方、併殺時の技術、逆シングルキャッチの技術など、サードならではの独自技術を実践しながら解説した。

司会進行役も務めた宮本氏は「サードはセカンドやショートのポジションと併用されるケースがある。でも極めるなら併用でこなせるほど甘くない。それが分かってくれれば、企画したかいがあります」と満足そうに話した。5回に分け、2月下旬に配信される予定。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大好評、宮本慎也氏の「サードの守備」にG・G賞の中村紀洋氏、進藤達哉氏、今江敏晃氏が参加