【楽天】ドラ4江原雅裕1軍キャンプスタート「名前募集中」の“相棒”トークで先輩と距離縮める
“相棒”トークで先輩との距離を縮める。楽天ドラフト4位の江原雅裕投手(24=日鉄ステンレス)が20日、新人合同自主トレに参加。前日に発表されたメンバー振り分けで1軍キャンプスタートが決まったが「2軍に落ちてしまったら意味がないと思ってるんで、開幕1軍にそのまま残れるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。
折れたバットを再利用したシャドーピッチング用の棒が、右腕の必須アイテムだ。社会人時代から使い、フォーム修正を図るなど大事にしてきた。新人合同自主トレでは同期も興味津々だっただけに、キャンプで先輩たちの目を引く可能性もある。「こちらから言うのはちょっとなんか違うかなと思うんで、『それなんなの?』とか聞かれたら、その時は答えたい」と笑った。
この世にたった1本しかない江原オリジナルの棒で「名前なくて募集中です」という。現状、再生産の予定はないため、要望があれば一時的な貸し出しを行うかもしれない。「興味を持ってもらえれば、コミュニケーションを取る上でスタートの1歩目になってくると思う。そこもうまいこと活用できたら」と先輩選手との会話の糸口にする。
社会人出身ルーキーとして即戦力の期待がかかる。「ストレートのスピードだったり、強さっていう部分を一番評価してもらえてると思ってるんで、キャンプ中盤から終盤にかけて実戦に入ってくると思うんですけど、そこで自分の持ち味だったりをアピールできたら」と意気込んだ。