マリナーズとマイナー契約の藤浪晋太郎が祝いの寿司「ザギンでシースー」「ひゃっこいルービー」
マリナーズとマイナー契約を結んだ藤浪晋太郎投手(30)が、19日までに自身のインスタグラムを更新。新天地が判明した日に祝いのすしを堪能した。
メッツをFAとなっていた藤浪は、17日(日本時間18日)にマリナーズとのマイナー契約合意が判明。メジャー昇格時に内容が切り替わるスプリット契約を結ぶとみられ、春季キャンプには招待選手として参加する。
米国3年目が決まり、銀座の高級すし店「鮨一幸」を1人で訪れた。「ザギンでシースー」「チンカチンカのひゃっこいルービー」「ロートー(トロ)」など次々に写真をアップ。最後には同店に勤める工藤順也さんとの2ショットを公開し、「工藤さん ありがとうございました 『最高』この一言に尽きます」とつづった。
米国2年目となった昨季はメッツに所属。右肩痛も影響してメジャー登板はないまま、7月にメジャー40人枠から外れた。マイナー4球団で計33試合に登板し、1勝2敗7ホールド1セーブ、防御率5・94。シーズン終了後には「たとえ厳しい契約になったとしても、来季も米国でプレーしたいと思っています」と早々にメジャー再挑戦の意思を固めていた。
右肩痛が癒えたオフはメジャー球団へのアピールも兼ねて、プエルトリコ冬季リーグに参戦。先発6試合登板で20回2/3を投げ、24奪三振、0勝1敗、防御率3・05を記録していた。昨年12月中旬に帰国後は母校の大阪桐蔭高グラウンドにも顔を出しながら、東京を拠点に自主トレを続けていた。
同12月のウインターミーティング中には代理人のスコット・ボラス氏が「複数球団から問い合わせを受けた」と明かしていた。他球団からもオファーが届く中、もっともメジャー昇格の可能性が高いチームを選んだ形だ。
マリナーズには日米通算4367安打のイチロー氏が球団会長付特別補佐兼インストラクターとして所属している。レジェンドとの“共闘”にも注目が集まる。右肩の状態は近年で最高レベル。日本人メジャー歴代最速の102・6マイル(約165・1キロ)を誇る救援投手として、2年ぶりのメジャー昇格を目指す。