Rソシエダード久保建英ら主力温存か バレンシア戦は4日後のELラツィオ戦を考慮と現地紙予想
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)がスペインリーグ第20節バレンシア戦で、公式戦3試合ぶりにベンチスタートになるとスペイン紙マルカが18日に予想した。
アルグアシル監督は19日にアウェーで行われるスペインリーグ第20節バレンシア戦に向けて24人招集。3日前の国王杯4回戦ラヨ・バリェカノ戦を戦術的判断でメンバーから外れたオドリオソラとデ・サラテが復帰した一方、トラオレとザハリャンがけが、アランブルが累積警告による出場停止で招集外となった。
マルカ紙はこの一戦に向け、アルグアシル監督が23日にアウェーで行われるラツォオとの欧州リーグ(EL)の重要な一戦を考慮して大幅なローテーションを実施し、久保、スビメンディ、オヤルサバルなどの主力選手を温存すると予想した。
システムは4-3-3で、その先発メンバーはGK=レミーロ、DF=エルストンド、スベルディア、アゲルド、ハビ・ロペス、MF=ブライス・メンデス、トゥリエンテス、オラサガスティ、FW=セルヒオ・ゴメス、オスカルソン、ベッカーとなっている。
Rソシエダードの今節開始前のスペインリーグ成績は、19試合8勝4分け7敗の勝ち点28で欧州リーグ出場圏内間近の7位につけている。
対するバレンシアは19試合2勝7分け10敗の勝ち点13で最下位と低迷している。今冬の移籍市場でRソシエダードから半年間の期限付き移籍で加入したナイジェリアFWサディクは、違約金30万ユーロ(約4800万円)を払わなければ出場できない契約条項があることに加え、膝裏の違和感で試合前日のチーム練習に参加できなかったため、欠場濃厚である。
(高橋智行通信員)