子どもたちにプレゼントを贈られて笑顔を見せるソフトバンク小久保監督(撮影・梅根麻紀)

ソフトバンク小久保裕紀監督はロッテへの警戒心を解かなかった。

18日朝、佐々木朗希のドジャース入りが判明。球界屈指の剛腕が流出する形となったが、どこまでも冷静だ。開幕カードで本拠地に迎え撃つロッテは手ごわい相手か? そう問われると「もちろん」と言い切った。今オフは石川柊がホークスからロッテにFA移籍。「開幕(カード)のどれかで(先発として)来るんじゃないですか? 今年は『打倒ホークス』で来られる年になるので。ロッテしかり、他球団も」と表情を引き締めた。

この日は福岡市立こども病院を2年連続で訪問した。3病棟を回り、入院中の子どもたちの質問に応え、プレゼントも渡した。「去年は(同病院に)来て『優勝します』と言った。リーグ優勝の報告はできましたけど、1個(日本一)足りなかった。今年は最後までハッピーエンドで、という話をしました」。リーグ連覇はもちろん、5年ぶりの日本一奪回を宣言した。【佐藤究】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】小久保監督がロッテへの警戒心解かず 佐々木朗希がドジャース入り「他球団も」