ポスティング申請の青柳晃洋がフィリーズとマイナー契約 締め切り数時間前に電撃決定か
フィラデルフィア・インクワイアのスコット・ロバーツ記者は17日(日本時間18日)、ポスティングシステムで米球界移籍を目指す阪神青柳晃洋投手(31)がフィリーズとマイナー契約したと伝えた。
青柳は昨年12月にポスティングシステムの申請手続きをとり、日本時間の18日午前7時がメジャー球団と移籍交渉できる45日間の最終期限になっていた。締め切りまで残り数時間で、電撃的に契約がまとまった可能性がある。
阪神がポスティングを認めたのは06年オフの井川慶投手、22年オフの藤浪晋太郎に続いて3人目。今オフは中日小笠原慎之介投手、ロッテ佐々木朗希投手が申請し、佐々木のドジャース入りが決まっていた。
青柳は帝京大から15年ドラフト5位で阪神入団。21、22年に連続で最多勝、勝率1位。22年は最優秀防御率にも輝いた。21年東京五輪の経験からメジャー志向を強めていた。昨年11月に、メジャー挑戦の意思を明かした際には「自分のわがままを通してくれて、球団には本当に感謝しかないです。体が元気なうちに挑戦したい気持ちが強かった」と話していた。
現在は静岡県沼津市で自主トレ中。8日には「キャンプスタートの日から万全でいける状態を作らないといけない。野球選手として今年、どこでプレーしてもベストな状態を作るようにしています」と順調な調整ぶりを示していた。