メッツのピート・アロンソ(2019年7月8日撮影)

メッツからFAとなっていたピート・アロンソ内野手(30)は、球団との再契約交渉が物別れに終わり、他球団に移籍する可能性が高まったと、複数の地元メディアが伝えた。

16日付のニューヨーク・ポスト紙によると、メッツは3年総額6800万ドル(約105億円)から7000万ドル(約109億円)の範囲のオファーを提示したがアロンソがこれを拒否。メッツはアロンソを諦め、他のFA選手に目を向け始めたという。

アロンソはメッツでデビューした19年に53本塁打でナ・リーグ本塁打王に輝き、新人王に選出。22年には131打点で打点王に輝いた。メジャー6年目の昨季、162試合に出場し打率2割4分、34本塁打、88打点をマークし、3年連続4度目のオールスターに選出された。ポストシーズンではブルワーズとのワイルドカードシリーズ第3戦で、9回に逆転の決勝3ラン本塁打を放ってチームを地区シリーズ進出に導き、ヒーローとなった。

アロンソを諦めたメッツはこの日、FAとなっていたジェシー・ウィンカー外野手(31)と1年750万ドル(約11億6000万円)で再契約に合意した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 メッツがピート・アロンソとの再契約交渉で物別れ 105~109億円オファーも受け入れられず