【楽天】小深田大翔、二塁レギュラー死守へ気合「打つのも守るのも走るのも全部で勝負」
楽天小深田大翔内野手(29)が、二塁のレギュラーを死守する。16日、山口・下関で岡島らとの合同自主トレを公開。6年目の今季に向けて「打つのも守るのも走るのも全部で勝負したい」。昨季、初めてベストナインとゴールデングラブ賞にも輝いた、韋駄天(いだてん)は走攻守での活躍を誓った。
今季の楽天は内野の布陣が大きく変わる可能性がある。ドラフト1位の宗山塁内野手(21=明大)が入団。同じ遊撃が主戦場の村林との共存も十分に考えられる。昨季134試合に出場し、29盗塁をマークした正二塁手の小深田も安泰ではない。「やっぱり競争だと思うんで。しっかり結果を出していくだけだと思う」と短い言葉に決意を込めた。
浅村が一塁に転向することも決まった。三塁のレギュラーが不在となるが、あくまでも小深田は二塁を主戦場に「勝負したい思いは強い」。一方で23年には三塁で46試合に出場した経験もあり、「『三塁やれ』って言われれば、やる気もある」と語った。“サード小深田”もオプションとしてはあり得そうだ。
○…田中和が先輩への恩返しを誓った。下関で岡島主宰の合同自主トレに参加。同じ外野手で「ライバル」と強調した上で「毎年、岡島さんにお世話になってて、やっぱり僕が活躍して、岡島さんにも恩返ししたいと思う」。2年連続で選手会長を務めることが濃厚。「チームが日本一になれるようにプレーでもプレー以外でも貢献したい」と決意を込めた。