自主トレで犬のフリスビーを手に打撃練習する日本ハム万波(撮影・足立雅史)

日本ハム万波中正外野手(24)が16日、2軍施設の千葉・鎌ケ谷での自主トレを公開した。

13日まで約1週間、米アリゾナ州でトレーニング。トス打撃では、現地の指導者から伝授されたメニューとして、バットと三角形の犬の訓練用“フライングディスク”を持ってのスイングを繰り返した。狙いは、自身のある癖を意識的になおすため。「僕は手首の返りが早い。手首が早く返っちゃうと、バットが返った瞬間にバットの軌道が変わってきちゃうんで。なるべくバットを長くこの状態(芯の面が投手に向く)で出したいっていう。で、当たる確率を限りなく上げたいっていう練習。あの三角形が返ってきちゃうと、手首も一緒に返ってきて、バットも返ってきてというふうになるので」と説明した。

今季の目標には「チームとしては当然優勝。僕個人のってなったらMVPを取りたい。プロ野球は優勝チームから基本的にMVPが選ばれるので。優勝して、個人的にはそこを取れたら最高。全試合出て優勝してMVP取る」と3つのゴールを掲げた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】万波中正、犬の訓練用“フライングディスク”使って癖矯正 米トレーニングで伝授