入団会見で意気込みを語る巨人甲斐(2024年12月26日)

ソフトバンクが巨人にFA移籍した甲斐拓也捕手(32)の人的補償として巨人伊藤優輔投手(28)を獲得することが16日、両球団から発表された。

伊藤は20年ドラフト4位で入団。都立小山台の3年春は21世紀枠で甲子園に出場し、中大に進学。社会人の三菱パワーを経てプロ入りした。

プロ入り後は1年目の21年11月に右肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、育成契約を結び直してリハビリに励んだ。昨季は2軍で29試合に登板し、3勝0敗9セーブ、防御率0・90をマーク。7月に支配下に再昇格を果たし、1軍でも8試合に登板した。

阿部慎之助監督は今オフのトークショーで今季は伊藤を先発挑戦させる意向を示していた。

◆伊藤優輔(いとう・ゆうすけ)1997年(平9)1月14日、東京都生まれ。小山台で3年春のセンバツ出場。中大では1年春からリーグ戦に登板し、通算8勝13敗。三菱パワーを経て20年ドラフト4位で巨人入団。1軍通算8試合の登板で0勝0敗、防御率1・04。今季推定年俸700万円。178センチ、82キロ。右投げ右打ち。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ソフトバンクからFA移籍・甲斐拓也の人的補償決定!巨人阿部監督期待の5年目右腕・伊藤優輔