町野修斗(2023年7月2日撮影)

<ブンデスリーガ:キール4-2ドルトムント>◇14日(日本時間15日)◇第17節◇キール

キールFW町野修斗(25)が鮮やかな先制点を挙げた。

ホームに強豪ドルトムントを迎え、前半27分にMFベルンハルトソンの敵陣でのボールカットからパスを受けると、ゴール前へのバイタルエリアから右足ダイレクトでシュート。ゴール左隅へ決まった。今季7点目となった。滋賀・甲賀出身の町野は得意とする忍者ポーズで喜びを表した。

この1点が弾みとなり、キールは素早いボールカットからゴールを積み上げ、前半だけで3-0とリードした。町野は最前線から献身的にボールを追い、チームに貢献し、後半31分までプレーした。

チームは後半に2点を返され1点差とされた中で、後半41分にMFホルトビーが退場処分。勝ち点3を失いかねない状況となったが、粘り強く戦った。そしてアディショナルタイムの後半53分、ドルトムントがCKから同点を狙いGKまでゴール前に上げてきた中、逆にボールを奪ったFWアルプがドリブルから無人のゴールへ流し込んだ。ラストプレーで駄目押しの4点目が飛び出した。

今季昇格したキールは、現在18チーム中17位と降格圏にいるだけに、ホームで貴重な勝ち点3を手にした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 キール町野修斗は今季7点目、強豪ドルトムントからの一撃に忍者ポーズ披露 ホームで勝ち点3