【楽天】伊藤裕季也、三塁レギュラー意欲「いったん白紙になる」浅村栄斗一塁転向でチャンス到来

自主トレに励む楽天・伊藤裕季也内野手（楽天野球団提供）

楽天伊藤裕季也内野手（28）が12日、沖縄県内で自主トレを公開した。昨季は44試合で打率2割6分1厘、2本塁打、10打点。悔しい1年を過ごしただけに7年目の今季に向けて「野球生活が終わった時に今年が分岐点だったなって言えるような、いい方向への分岐点だったなって言えるような1年にしたいなと思っています」と意気込んだ。

今オフはチームメートの小郷裕哉外野手（28）、中島大輔外野手（23）の3人でレベルアップを図る。自主トレを主催するのは小郷だが「誰がリーダーとかなく、みんなで切磋琢磨（せっさたくま）しながら頑張ってます」と語り、けがをしない強い体作りをテーマに練習に励んでいる。

今季は浅村栄斗内野手（34）が三塁から一塁に転向することが決まった。三塁のレギュラーが不在となるが「浅村さんがいたところはいったん白紙になると思うので、そこを取れるに越したことはない。ポジションは特にこだわりはないですけど、そこを取るくらいの思いでやっていこうと思います」と決意を込めた。