東洋大ドラフト候補の島田舜也「去年は全部当たった」初詣2年連続「大吉」今年はドラ1でプロ?
2年連続で初詣のおみくじで「大吉」を引き当てた強運の男が、最高の1年を誓った。昨秋、3季ぶりの1部昇格を決めた東都大学野球の東洋大は12日、埼玉・川越市の同大で必勝祈願を行った。今秋のドラフト上位候補に挙がる最速154キロ右腕・島田舜也投手(3年=木更津総合)は「チームとして日本一。個人的には絶対にドラフト1位でプロに行くことが目標です」と力を込めた。
年明け、横浜市内の神社を家族で参拝。おみくじは2年連続の「大吉」だった。「去年は書いてあることが全部当たった。今年も大吉! いい年明けになりました」と笑顔を浮かべた。
昨秋はチームの主戦として2部で最高殊勲選手、最優秀投手、最優秀防御率の3冠を獲得。2部優勝、1部昇格に貢献した。年末は外部のトレーニング施設でフォームの修正、上半身と下半身の連動性をチェック。「その感触もしっくりきている。自分のものにできかけています」と、手応えは十分。井上大監督(51)は「島田には相手が手も足も出ないような投球。それくらいの気持ちでいって欲しい」と期待した。
今年のチームのスローガンは「勝華氣(しょうげき)~日本一になる為に、勝つ集団・華のある集団、氣に溢れた集団となり衝撃を与える~」。目にした島田は「チームとしては下克上という意味で、2部から上がってきたチームでもこれだけできるんだ、というところを1部で見せたい。個人としても最速160キロは目標にしてる。見ている人に衝撃を与えたい」。強運の島田が、大学野球界に衝撃を与える。