ラーズ・ヌートバー(2024年12月7日撮影)

カージナルスは9日(日本時間10日)、年俸調停権を持つラーズ・ヌートバー外野手(27)と調停の希望額提出期限のこの日までに契約同意に至らなかった。このまま合意に至らなければ、契約決定が年俸調停に持ち込まれることになる。

MLB公式サイトのジョン・デントン記者がX(旧ツイッター)で伝えたところによると、球団はヌートバーと複数年契約で契約延長することを目指していたが合意できなかったという。

2023年WBCで侍ジャパンの一員として日本の優勝に貢献したヌートバーは、メジャー4年目の昨季、109試合に出場し打率2割4分4厘、12本塁打、45打点、11盗塁。キャンプ中に左肋骨(ろっこつ)を骨折して開幕を出遅れ、5月には腹斜筋の張りで2度目の負傷者リスト入りとなった。

この3年間はケガ続きで、一昨年の117試合がこれまでの最多出場となっている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ヌートバーはカージナルスとの年俸調定額の提出期限までに合意に至らず 米記者報道