明大の高須大雅投手(撮影・平山連)

今秋ドラフト候補で東京6大学の明大の高須大雅投手(3年=静岡)が8日、エースに名乗り出た。東京・府中のグラウンドで今年最初の練習後、報道陣の取材に応じ「自分の最終的な目標はドラフト1位でプロにいくというのがあるんですけど、まずは自分がエースとなってチームが4冠できるように貢献したい」と決意した。

昨春のリーグ戦では3勝1敗、最優秀防御率(1・38)と活躍し、大学日本代表入りも果たした。しかし同秋のリーグ戦は右肘を痛めて離脱し、以降はリハビリを余儀なくされた。現在のコンディションは「7割ぐらいの力で投げられる」状態まで回復し、順調ぶりをのぞかせた。この日は同部恒例の両翼ポール間走30本を行い「きつかったですけど、体は全然動いてました」と涼しい顔でメニューを全うした。今季は「全試合で完封すること」を目標に掲げ、春のリーグ戦では最低5勝することを目指すとした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 明大・高須大雅、エースに名乗り「最終的な目標はドラフト1位ですが、まずはエースになって4冠」