カズ「本田さんに怒られるかなと」“ハット”&ラボーナで魅せるもカズダンスなし
<4v4 ジャパンカップ>◇26日◇千葉・ららアリーナ東京ベイ
元日本代表の本田圭佑が発起人の小学生の4人制サッカー大会に、57歳のレジェンド、FWカズ(三浦知良)が「レジェンドチーム」のメンバーとして登場した。本田が直々に出場をオファーし実現。「レジェンド対決」では、カズは本田と同じチームでプレーした。
U-10とU-12の優勝チームとの対戦では2ゴール。レジェンド対決でも1ゴールを挙げ“ハットトリック”を達成し、ラボーナでネットを揺らす高度な技も披露した。
この日は得点してもカズダンスはなし。バスケットボールのように、得点後にすぐに相手の攻撃が始まるため、喜ぶ時間がないのが「4v4」だ。カズは「ルール上、ゴールした後、すぐに切り替えて戻らないと、本田さんに怒られるかなと思ったので。急いで戻りました。ダンスどころではなかった」と苦笑した。
この日はガンバ大阪FW宇佐美貴史、清水エスパルスMF乾貴士、町田ゼルビアDF昌子源ら現役選手のほか、今季で引退を発表した青山敏弘、細貝萌らが出場した。
カズはレジェンドの中のレジェンドで、今季で現役を引退した細貝はカズにサインをもらったことを明かした。細貝はカズについて「僕が生まれる前からプロサッカー選手で。僕も20年間やってきてスゴイと言われますが、比べるレベルではないところにいらっしゃる」とし「同じ空間にいてすごく勉強になった。最初から、サインを頂くと決めて、しっかりサインも頂きました」と笑みを浮かべた。ちなみに、サインは25年から新しく使う手帳の表紙に書いてもらったという。