ドジャースを去る右腕、ファンへお別れメッセージ「ドジャースのユニホームはかっこいいね」
レッドソックスへの移籍が報じられたウォーカー・ビューラー投手(30=ドジャースFA)が25日(日本時間26日)、自身のXでファンへ惜別メッセージを送った。
今季のワールドシリーズで「胴上げ投手」となったビューラーは23日(同24日)、レッドソックスと1年2105万ドル(約31億5750万円)で合意したと複数の米メディアで報じられた。
ビューラーはXで「ドジャースの背番号21のユニホームはかっこいいね。僕は来年違うユニホームを着ることになるけど、君たちがドジャースのユニホームを着てくれることに感謝するよ」とつづった。
今季は2度目の右肘のトミー・ジョン手術から復帰。5月18日(同19日)のレッズ戦で自身725日ぶりの白星を挙げた。だが同手術からの復帰イヤーは苦戦する投手が多く、ビューラーも最終的には16試合で1勝6敗、防御率5・38と安定感を欠いた。
ポストシーズン(PS)では本来の投球に近づき、4試合で防御率3・60をマーク。故障が相次いだ投手陣を支えた。ワールドシリーズ(WS)第5戦では7-6の9回に登板し、試合を締めくくった。
ビューラーは15年ドラフト1巡目(全体24位)で入団。19年に14勝、21年に16勝を挙げ、「生え抜きエース」として期待を受けた。
ナ・リーグ西地区のドジャースと、ア・リーグ東地区のレッドソックスは来季、7月24~26日(同25日~27日)に、レッドソックスの本拠地フェンウェイパークで3連戦を行う予定。