広島末包昇大(2024年12月4日撮影)

広島末包昇大外野手(28)が、年明けからのカブス鈴木との合同トレを前に、“目”のトレーニングを続けている。チームメートの坂倉らも師事するトレーナーの下、目の強化に着手した。「ずっと目線を変えないように。僕は効き目が左目なんですけど、これまではちょっと開いて構えていたんですけど、左目で見ると(顔でも)追ってしまう。(構えのときに本塁側に)締めることによって、顔を動かさなくて見られるので(顔で)追わない」。目の使い方や動体視力だけでなく、技術面にも直結する効果もあった。

来年1月5日から行う鈴木との合同自主トレは3度目となる。「初めて行ったときは体の動かし方がどうしてこうなっているのか分からなかったですけど、昨年、少しずつ理解できてきたなと。今年は新たに聞けることや、あのとき言っていたことはこうだったんだなと認識できると思うので、楽しみです」。成長を重ね、理解度も上がっている。入団の4年目は20代最後のシーズン。“目力”を鍛えて師匠との合同トレでフォームを構築することで、レギュラー取りへの視界が開けるに違いない。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】末包昇大がカブス鈴木誠也との自主トレ前に"目トレ"に着手 レギュラーへ視界良好!?