【ラストゲーム】元DeNA斎藤俊介氏2失点も笑顔「成功できたらカッコいい」IT系企業に就職
<ザ・ラストゲーム:EAST HOPES5-5WEST DREAMS>◇24日◇バンテリンドーム
元DeNAの斎藤俊介氏(30)が、笑顔で最後の試合に臨んだ。
「EAST HOPES」の3番手として登板。4安打を浴び2失点を喫したものの、目標としていた球速140キロ超えを達成。打席でも安打を放つなど、存在感を発揮し「家族に(プレーする姿を)見せられたので良かったかなと思います」と充実した表情を浮かべた。
現役時代は故障などの影響もあり、通算16試合の登板で、0勝1敗、防御率5・76にとどまった。それでも「思い返すと楽しかった思い出ばっかですね。苦しかったのももちろんありましたけど、あんまり苦しかったのは覚えてなくて。楽しかった思い出が残っています」と、プロ野球人生を振り返った。
引退後は、ファームサブマネジャーとしてDeNAを支えてきたが、今季限りで退団。12月からはIT系の一般企業で働いている。「一般企業で成功できたらカッコいいかなと思う。野球と関係ない世界でチャレンジして、また新しい人生として頑張ろうと思います」と意気込みを示した。