阪神佐藤輝明(2024年12月23日撮影)

サトテル・サンタからビッグプレゼント!阪神は24日、佐藤輝明内野手(25)が小児がん患者の支援団体である認定NPO法人「ゴールドリボン・ネットワーク」へ、総額160万円の寄付を行ったことを発表した。23年から2年連続で実施。「どんどんしていきたいですし、僕も(野球の面で)いろいろ支えてもらってる。何か少しでも返せたらという思いでさせてもらいました」と気持ちを込めた。

子どもたちへの思いが力になっている。1本塁打につき10万円を寄付。今季は16本塁打を放ち、160万円の寄付額となった。寄付金は小児がんの子どもたちのサポートに役立てられる。「この活動を1つのモチベーションにしながら、来年以降もしっかり結果を出していけるように頑張ります」。今季は左打者として球団史上初となる新人から4年連続2桁本塁打を達成。前日23日の契約更改の場では将来的な大リーグ挑戦の意思を球団に伝えており、来季はさらなる本塁打量産を狙う。この活動は「今後も続けていきたい」と継続していくつもり。背番号8が豪快弾で、子どもたちに大きな夢を届ける。【村松万里子】

<球界の母校への寄付>

◆今岡誠(阪神)96年の入団直後にPL学園(大阪)にグラウンド整備用の車を寄贈。

◆新庄剛志(日本ハム)05年、西日本短大付(福岡)へマイクロバス1台を贈った。自らデザインし、推定700万円。

◆金子千尋(オリックス)09年オフ、長野市立朝陽小学校の校庭に芝生を敷設するために約110万円を寄付。

◆菊池雄星(マリナーズ)20年、創部直後の花巻東(岩手)女子硬式野球部に練習球10ダースや遠征用のマットレス、枕のほかに週1回程度指導してくれるトレーナーの人的支援も。

◆佐藤輝明(阪神)21年、契約金などから捻出し、仁川学院(兵庫)に約100万円の高価なバッティングマシンを寄贈。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】「サトテル・サンタ」のクリスマスプレゼント「何か少しでも」小児がん支援団体へ160万円