サンタではないので24日も練習に励んだ西武中村剛也(撮影・金子真仁)

西武中村剛也内野手(41)が「こんにちは~」と埼玉・所沢市内の球団練習場に姿を見せた。24日、クリスマスイブの午前中のことである。

「クリスチャンじゃないんで。無宗教なんで」

メリークリスマス気分もなく、装いもライオンズブルー一色。歩きながら体をほぐし、さっそくマシン相手に打ちまくる。「200球くらいかな」。

クリスマスの思い出は。「うーん、何かあるかな。うーん、別にないかな。いや、何かあるかな」。記憶をたどりながら、ふうっと息をはく。

男児3人の父でもある。プレゼントは。「上の子はなんか、服がほしいとかなんとか言ってたね。でも別にオレがあげるわけじゃないし。サンタさんがくれるだけだから」。

自分はほしいものはないのだろうか。「あ、オレもサンタさんに手紙書いたんですよ」。いったい何を。「下の子がプロスピ(ゲームソフト「プロ野球スピリッツ」)がほしいとか言ってたから、サンタさんにもらえたらいいなって」。

そんな年の瀬。「でもオレはほんとに何も知らないから。サンタさんが持ってきてくれると思う」。サンタに任せて、今は練習だ。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】中村剛也とクリスマスとサンタクロースの話「あ、オレもサンタさんに…」