【広島】森翔平が来年1月カブス今永に弟子入り 左腕の帝王学を「見て学ぶのも大事」
広島森翔平投手(26)がメジャー15勝のカブス今永から左腕の帝王学を学ぶ。今季は昨季を下回る5試合の登板に終わり、1勝3敗、防御率2・70だった。プロ入りから3年続けて開幕ローテ争いに敗れているだけに、2月からの好発進は大きなカギとなる。昨年12月に自主トレをともにした縁から、年明け1月の再タッグが実現する。「感覚的な部分は同じ左なので、いろいろ聞きたい。(今永は)左ピッチャーの誰しもが目指すところだと思うので、しっかり見て学ぶのも大事だと思う」。年内は平均球速アップのため筋力強化を中心に行ってきた。最大限に力を発揮させるためにも、今永のようなフォームの中での脱力と力感のメリハリを追い求めていく。
この日は広島市内のショッピングモールで行われた「RCCラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の公開放送にゲスト出演した。九里のFA移籍によって先発枠がひとつ空くことに「自分たちはよしというのが正直な感想なので、(開幕ローテを)つかんでいかないといけない」とファンの前で意欲を示した。