ドジャース支えた不屈の右腕との別れにSNSで悲しみ広がる「寂しいよ…」「ありがとうね!」
今季のワールドシリーズで「胴上げ投手」となったウォーカー・ビューラー投手(30=ドジャースFA)のレッドソックス移籍が報じられ、日本のドジャースファンから悲しみの声があがった。1年2105万ドル(約31億5750万円)で合意したとみられる。
ビューラーは今季、2度目のトミー・ジョン手術から復帰。5月18日(日本時間19日)のレッズ戦で自身725日ぶりの白星を挙げた。だが同手術からの復帰イヤーは苦戦する投手が多く、ビューラーも最終的には16試合で1勝6敗、防御率5・38と安定感を欠いた。
ポストシーズン(PS)では本来の投球に近づき、4試合で防御率3・60をマーク。故障が相次いだ投手陣を支えた。ワールドシリーズ(WS)第5戦では7-6の9回に登板し、試合を締めくくった。
ビューラーは15年ドラフト1巡目(全体24位)で入団。19年に14勝、21年に16勝を挙げ、「生え抜きエース」として期待を受けた。
ドジャースを支えた右腕との別れに「寂しいよ…」「ありがとうね!」「また見たい!」など、日本のファンからも別れを惜しむ声があがった。
ナ・リーグ西地区のドジャースと、ア・リーグ東地区のレッドソックスは来季、7月24~26日(日本時間25日~27日)に、レッドソックスの本拠地フェンウェイパークで3連戦を行う予定。